2009年12月24日木曜日

ホリデーコンサート


KISでは、1学期の最終日に保護者の方々をお招きして、ホリデーコンサート(歌の発表会)を行なってから冬休みを迎えます。今年も3才から6才までの各クラスが3曲ずつ歌を歌ったり、合奏したり、ダンスをしたりして今学期に楽しんできた音楽活動を保護者の方々に見ていただきました。

5才の合奏では、とても子どもたちの成長を感じることができました。3才の歌では、ママと離れるのが悲しくて泣けていた子どもたちが大きな声で立派に歌ってくれて、そのかわいさとじょうずさに拍手喝采を受けました。4才は、ちょっと挑戦だった楽器の演奏をみごとに成功させました。6才は、長い歌詞の歌をとてもよく覚え、みんなに感動を与えてくれました。

それぞれのクラスが精一杯、そしてとても楽しそうに演奏をして歌ってくれていました。見ている観客をとても幸せにしてくれるコンサートでした。子どもたちもきっと満足感いっぱいに冬休みを迎えることができているでしょう。みんな、ありがとう!楽しいお休みを過ごして、また1月に会いましょうね。

2009年12月18日金曜日

サンタさんがやってきた!


KISにサンタクロースがプレゼントを持ってやってきてくれました。ちゃんとスクールに子どもたちがいる時間にわざわざ来てくれるなんて、やっぱりサンタさんは優しいですね。

プレゼントも一人一人にちゃんと手渡ししてくれました。4才クラスの子どもたちは、ひざに抱っこまでしてもらいましたよ。みんなとてもうれしそうでした。

6才クラスの子どもたちは、サンタさんに聞きたいことがいっぱいあったようです。次々に質問がでてきて、サンタさんは答えるのが大変でした。でも、ちゃんと全部優しく、ちょっぴりユーモアも加えながら答えてくれていました。

スクールへは少し早めに来てくれましたが、クリスマスの日にはみんなのうちにも忘れないで来てくれるかしら・・・

2009年12月11日金曜日

懇談会


今週は、各クラスで個人懇談会が行なわれています。毎学期6ページから成る発達レポートを読んで、クラスで撮影されたビデオを見ていただいてから、担任との懇談会に臨んでいただいています。

発達レポートには、社会的発達や認知的発達、身体的発達などそれぞれの分野でお子様がどのような発達を遂げているか担任が話しあって、記入しています。お子様がどんなことをがんばっているのか、またこれからどんなことを担任は特に援助していきたいと思っているのかも記入するようになっています。

ビデオの中では、ご自分のお子様の行動のみを見ていただくのではなく、活動の意味や教師の関わり方も見ていただくようにお願いをしています。

スクールでのお子様の様子とご家庭でのお子様の様子は違っていることもよくありますし、「ああ、よくわかります。うちでも同じようです。」とおっしゃられる場合もあります。どちらにしても、ご家庭での様子を担任が把握し、スクールでの様子を保護者にお伝えすることによって、両者が同じ方向を向いてお子様の発達を見ていけるようにすることが懇談会の目的です。保護者とお話しすることで、スクールでの援助の方向性が見えてくることもあります。

双方にとって実りの多い懇談会を目指しています。

2009年12月4日金曜日

サンクスギビング



今年のサンクスギビングもそれぞれのクラスが調理したものを持ち寄り、みんなで一緒にランチを楽しみました。

3才クラスがフルーツサラダ、4才クラスが野菜サラダ、5才クラスがスタッフィング、6才クラスがチキン、マッシュポテト、グレービーソースを作りました。今年はティーチャーメアリーがパンも焼いてくれたので、お皿一杯のランチでみんなおなかが一杯になりました。

ターキーこそチキンに代わっているものの北米の典型的なサンクスギビングの食事なので、毎年3才クラスにはハーブの香りなどに慣れずに、食べあぐねる子が何人かいます。年齢が上がっていくに従って、様々な味や香りに慣れてきて完食できるようになります。

お互いに感謝をし合いながら、おいしくみんなで食事をいただきました。

2009年11月27日金曜日

参観日


11月23日にオープンハウス(保護者参観)を行ないました。午前と午後に別れていただいて、参観していただきました。

普段お子様の様子を見ていただけないお父様方にもぜひ参加していただきたく、年に一度の参観日を祝日に設けています。今年もたくさんのお父様たちに来ていただくことができて、子どもたちも大変うれしそうでした。

子どもたちの普段の様子を見ていただけるといいのですが、やはり参観日の子どもたちの様子はいつもとは違ってしまいます。うれしくて興奮したり、恥ずかしくなったり、甘えがでてしまったりしてしまいます。普段の様子はクラスで毎学期撮影するビデオで見ていただいて、参観日は工作をしたり、ゲームをしたりして子どもたちと一緒に活動を楽しんでいただくようにしています。

2009年11月18日水曜日

ロデオ


6才クラスが卒園旅行の費用の一部を作るために寄付金活動として、「ロデオ」をしました。 北アメリカの学習をしているため、今年はそのテーマに沿った形での活動になりました。

午前中は、3才から5才の各クラスの子どもたちが順番に、6才クラスの子どもたちが用意したゲームをしました。ボーリング、スリングショット(パチンコ)、的入れ、馬のしっぽを目隠ししてつけるゲームを4つともするとメダルがもらえます。どのクラスの子どもたちも大喜びでゲームを楽しんでいましたし、6才クラスの子どもたちは、とても優しく年下の子どもたちにゲームのやり方を教えていました。

午後は、保護者の方たちに来ていただいて、早口言葉やウェスタンソングを披露しました。そして、お迎えの時間に合わせて、6才クラスのお菓子屋さんのオープンです。自分たちで作ったリンゴ飴とチョコバナナに加え、保護者の方たちに寄付していただいた焼き菓子の数々を販売しました。たくさんの方たちに買っていただいて、完売でお菓子屋さんは終了しました。呼び込み、包装、おつりの計算、あいさつなどお互いに教えあいながら、がんばっていました。目標としていた金額にも到達し、自分たちで作ったお金を旅費の一部としてキッザニアに行くのがとても楽しみです。

2009年11月11日水曜日

いもほり


KISの畑には、子どもたちに「早く抜いて!」とばかりに、さつまいものつるが生い茂っていました。

ハロウィーンも終わったので、天気の良い11月9日(月)に芋掘りをしました。それぞれのクラスが外遊びの時間に一畝ごと掘っていきました。大根やかぶのようなおいもも出てきて、子どもたちは大喜びでした。

おいもと一緒にむかでやこおろぎ、巨大ないもむしなどたくさんの虫たちも這い出てきて、子どもたちの喜びや驚きの声が上がっていました。驚いて叫び声を上げている女の子に、「大丈夫!」と力強い声を掛けている男の子もいて、微笑ましかったです。

2009年11月4日水曜日

ハロウィーン


10月30日(金)に一日早くハロウィーンをしました。

朝、園庭でコスチュームパレードをして、全校の子どもたちと保護者の方たちに仮装を披露してからご近所にトリックオアトリートに行きました。

今年のテーマは、「カートゥーン(マンガ)」だったので、ディズニーのキャラクターやスポンジボブ、一休さん、キッコロやポケモンなど様々に趣向を凝らしたコスチュームが並びました。クラスごとにご近所に出かけ、上手に「トリックオアトリート!」と言って、お菓子をいただくことができました。とても天気が良く、暑い日だったので、最後には疲れきっていた子どもたちでしたが、自分たちで作ったバッグがどんどんお菓子でいっぱいになっていくのは、とてもうれしそうでした。

午後には、白雪姫と7人の小人たちに扮した先生たちが子どもたちの前で劇をしました。コメディ風の劇にみんな大笑い!最後にジャックオーランタンにろうそくを灯してハロウィーンデーを終了しました。

2009年10月29日木曜日

ジャックオーランタン


ハロウィーンに向けて、園庭でオレンジのかぼちゃに顔を掘ってジャックオーランタンを作りました。

3、4才が目の形、5才が鼻の形、6才が口の形を決めました。先生が各パーツを切り取っていく間、それぞれのクラスで楽しんでいるハロウィーンの歌をみんなで歌いました。聞いているだけでうきうきしてくるような子どもたちの歌声でした。子どもたちにとって、ハロウィーンは spooky(気味悪い)ではなく、お菓子ももらえるし、仮装もできるし、わくわくするイベントになっています。

昨年のジャックオーランタンは長~い名前をもらったので、今年も負けないくらい長~い名前になりました。その名前が入った歌も歌って、KISのジャックオーランタンとして歓迎しました。

ハロウィーンの日には、ろうそくを灯されてジャックオーランタンとしての役割を果たしてくれることでしょう。

2009年10月14日水曜日

6才クラスの秋


KISでは、6才クラスは9月から3月までの7か月の運営になります。期間が短かい上に最年長児としての活動がいろいろあるので、大変忙しく、あっという間の7か月です。

すでに9月、10月の間に、老人福祉施設訪問、遠足、小学校2年生の町たんけんによるスクール訪問などの行事がありました。10月末には、もちろんハロウィーンもあります。

老人福祉施設には、5才クラスと一緒に出かけ、入居者の方たちとあや取りやコマ、折り紙、紙ずもうをして一緒に遊びました。また、子どもたちが覚えた英語と日本語の歌を聞いていただいたり、一緒に「どんぐりころころ」を歌ったりしました。

小学校2年生がスクールに来てくれたことも子どもたちにとっては、とても楽しい経験でした。最後に一緒にゲームをすることもできましたし、「小学校に遊びに来てね」と言っていただいたこともとてもうれしかったようです。もう半年で6才クラスの子どもたちも1年生。わくわくするけれど、「別れ」はすこし寂しいね。担任は、寂しい気持ちを抑えて、子どもたちが新しい環境を楽しみにできるように、ことば掛けを卒園までしていきます。

2009年10月7日水曜日

秋の遠足


9月30日に秋の遠足で鞍が池公園に行きました。あいにくの雨でしたが、3、4才と5、6才の2グループに分かれて、大きなドームの下での外遊びとプレイハウス内での遊びを交替で行ない、一日楽しく過ごすことができました。

外遊びでは、綱引きやパラシュートをしたり、疲れたら絵本を読んだりしました。とても大きなドームなので、雨が降っているのを忘れるくらい自由に遊ぶことができました。プレイハウスの中には、迷路やボールプール、すべり台、砦などがあり、子どもたちは飽きることなく大喜びで遊び回っていました。また、6才クラスだけは、パスポートを持って、指定された植物を探しに熱帯植物園にも行きました。ちょっと意地悪して探しにくいものも指定していたのですが、みんな全部見つけられたようです。

解散の前には保護者の方たちも一緒になって、踊りながら歌を歌いました。あー、楽しかった!!

2009年9月24日木曜日

4才クラス


KISで一番大きな部屋を毎年使用するのが4才クラスです。9月からは18名の子どもたちが4才クラスに入っていますが、部屋が大きいおかげで人数の多さをそれほど感じません。自由遊びでは、それぞれ小さなグループに上手に別れて好きな遊びを楽しんでいますし、ステーション活動の時にもテーブルでの活動をするグループとカーペットでの活動をするグループに分かれますので、それぞれが邪魔をされずに活動に集中することができます。

今年の4才クラスの担任は、オーストラリア人教師のモスカと日本人教師のミホです。2人とも音楽が大好きなので、音楽の溢れる楽しいクラスになっています。穏やかな語りかけで子どもたちのありのままを受け入れてくれるモスカと、元気はつらつ、活動に活気を与えてくれるミホ。二人の絶妙のハーモニーで子どもたちの成長が楽しみなクラスです。

2009年9月17日木曜日

3才クラス


KISでは、日本人教師と英語を母語とする教師とがペアになって1クラスを担当します。毎年新学年の前には、各クラスの子どもたちの状態や教師の経歴、経験を踏まえて、担任の組み合わせや担当クラスを決定します。

今年の3才クラスは、ベテランのアメリカ人教師メアリーと日本の幼稚園で3年間担任の経験を持つクミコのペアです。しっかり言って聞かせる役と優しく諭す役、ユーモアたっぷりに子どもたちを惹きつける役、温かく見守る役、それぞれ役割分担がされていて、チームワークばっちりです。

最初の1週間は、朝涙を見せていた子どもたちも今週はママと別れて5分もすれば遊びに入っていけるようになりました。朝後ろ髪を引かれながら子どもたちと別れている保護者の方々に子どもたちの楽しそうな笑顔をお見せできたらと思います。朝の会ではきちんと座ってお話しを聞いたり、歌ったりできていますし、絵画や造形活動にも集中して取り組めるようになっている3才さんたちです。

2009年9月11日金曜日

環境づくり


新しい学期に備えて、クラスの子どもたちのために魅力的な教室環境をそれぞれの担任が夏休み中に準備しました。

あたたかい雰囲気がでるように、これから学んでいくことに興味が持てるように、今までとは違ったわくわくした気分になれるように、とクラスごとに異なる目的、意図を持った環境づくりになっています。

その効果があってか、子どもたちは1週目から大変落ち着いて新しい教室、新しい教師と過ごすことができました。

これから新しい1年、子どもたちがいろいろなことを学び、成長していくことがとても楽しみです。子どもたちと一緒にわくわくしながら毎日を過ごしたいと思います。

2009年9月4日金曜日

Back to School


今日からKISでは新しい1年が始まりました。入園式や始業式といったものはありませんが、1年が始まる9月の初日には「ウェルカムパーティ」というお楽しみの会をしています。子どもたちや保護者の方々を歓迎するために、教師たちが劇や歌の発表をします。

今年の劇は、"Nursery Rhyme Rap"。たまごのハンプティダンプティがラップ調でマザーグースのお話を紹介しました。ちょっと変わった黒いヒツジやとても魅力的なミス マフェットに子どもたちも保護者の方たちもおなかを抱えて笑っていました。こんな愉快な「たまご」がKISの塀に座っていたら、スクールは子どもたちで溢れかえることでしょうね。

この2週間ほど、何かにつけハミングして踊っていたので、Hump di dump hump hump di dumpty dumpty のリズムがしばらく先生たちの頭から離れないかもしれません。次は、ホリデーコンサートでの楽器演奏が待っています。KISの先生たちは、子どもたちを喜ばせるために、そして自分たちも楽しむために、また練習に励みます。

2009年8月28日金曜日

新型インフルエンザ


一時静まっていた新型インフルエンザのニュースがまたここのところ新聞やテレビで頻繁に取り上げられるようになりました。この地方をずいぶん盛り上げてくれた高校野球の球児や応援に行かれた方たちもたくさん感染されてしまったようです。

夏の間もひたひたとウィルスは私たちの周りに忍び寄っていた様で、私の高校生の息子もお盆前に感染してきました。家族全員自宅待機をして、他の人に移さないように努めました。幸いにも家族内感染もしませんでしたが、この広がり方では、秋以降どこから感染しても不思議はなさそうです。

政府の対応を受けて、病院での対応も季節性インフルエンザとまったく変わらないものでした。

9月4日からKISでは新学年が始まりますが、感染の広がりに応じて季節性インフルエンザと同じように学級閉鎖や学校閉鎖などの対応をしていきます。流行はまぬがれないでしょうが、集団の中での感染を最小限に抑えていくことが重要でしょう。

2009年8月18日火曜日

ベビーマッサージ


現在は夏休み中なので、今週は10月から開講するベビーマッサージのお話しをしたいと思います。この秋に対象になるのは、春と夏に生まれた赤ちゃんたちです。お申し込みになられているお母さまと赤ちゃんたちにお会いできるのをとても楽しみにしています。

キッズインターナショナルスクールでは、1歳半くらいのお子さまたちからお預かりしています。母子の関係が緊密すぎるケースや子どもの問題行動に神経質すぎたり、逆に寛容すぎるケースなどいろいろな母子関係に遭遇します。どのお母さまもお子さまに良かれと思い、一生懸命です。手探り状態の子育てで、信頼のおける相談者が身近にいなければ、ストレスが溜まることも当然あると思います。

ベビーマッサージは、赤ちゃんの発達を促すだけではなく、お母さまのストレスも緩和してくれる効果があります。また、ベビーマッサージを通して親子の触れあいをお手伝いすることで、お母さまの不安を取り除くことにつながれば、という思いでいます。

「赤ちゃんと一緒の緩やかな時間を楽しむ」、そんな豊かな経験と気持ちの余裕を是非みなさまに差し上げたいと願っています。

2009年8月6日木曜日

サマーデースクール 3週目


いよいよサマーデースクール最終週です。毎年3週間があっという間に過ぎて、みんなとお別れの金曜日は夏の終わりのように、さみしい気持ちになります。まだまだ今年はこれからが夏本番なのに・・・

今週のサイエンスデーは、驚きの実験が一杯!手に取った粉が雪に変化したり、ゼリー状の物質で虹を作ったり、ペットボトルの中に竜巻を起こしたり、様々なマジックを一日楽しみました。

火曜日は、ゲームデー。ヨガや、ボーリング、輪投げ、ビンゴなどのゲームを楽しみました。

水曜日は、コスチュームの日。マジックパワーを働かせて、スーパーヒーローのためのTシャツを染めました。一日の最後には、自分たちで染めたTシャツを着て、オリジナルサンバイザーをかぶり、ヒーローポーズで写真撮影!

木曜日には、モリコロパークへ遠足に出かけました。天候が心配されましたが、少し小雨は降ったものの、外遊びもなんとかすることができました。1週目とは違った活動、発見を楽しむ子どもたちを見て、うれしくなりました。

金曜日は、「逆さま」をテーマに一日過ごします。洋服を逆に着ることから一日を開始!名前を逆に書いてネックレスを作ったり、ゲームも楽しみます。

毎週火曜日になると、お友達もでき、先生たちとの距離も縮まり、とてもいい笑顔を見ることができました。今週の歌「Four Hugs a Day」で毎日歌ってきたように、たくさんハグしてお別れです。来年も楽しい活動を用意して、みなさんと会えるのを楽しみにしています。

2009年7月31日金曜日

サマーデースクール 2週目


2週目の月曜日は、物質の変化する様子をいろいろな活動を通して体験しました。自分たちで粘土を作ったり、クレヨンを溶かして、色を混ぜオリジナルのクレヨンを作ったり、塩の入った絵の具で絵を描いて、塩が浮き出てくるのを楽しんだりしました。

火曜日には、オリジナルの帽子を作り、小学生2クラス、幼児3クラスに分かれて、パレードをしました。

水曜日には、コーンスターチと水を混ぜて、ウーブレックを作り、普段は食べないような奇妙な材料の組み合わせで、サンドイッチを作りました。

木曜日は、天候に恵まれず遠足は中止になりましたが、5人の外国人の先生たちが、クラフト、本読み、音楽、感覚遊び、ブロック遊びのコーナーを作り、全クラスが交替で全部の活動を回って行きました。いろいろな先生に出会えて、楽しい一日になりました。

金曜日は、自然をテーマに工作やゲームを楽しみました。木製粘土で置物を作ったり、ネイティブアメリカンのお守りを作ったりしました。

毎年1週間参加予定の子どもたちが、「楽しいからもう1週間来たい!」と言ってくれることがとても励みになっています。

2009年7月29日水曜日

サマーデースクール 1週目


しばらくブログをお休みしていました。これから3週間サマーデースクールの報告をします。

いよいよ今年の "Extreme Fun!" (めちゃくちゃ楽しい!)が始まりました。理科実験あり、工作あり、感覚活動ありで、毎日違うテーマに沿って、様々な体験をします。

毎週月曜日はサイエンス(理科実験の日)。1週目のテーマは「混ぜて混ぜて」です。酢を入れた液体の中でレーズンが浮いたり沈んだりするのを観察したり、鏡に書いた絵や文字が水の中に浮き出てくる実験に子どもたちは目を丸くしていました。

火曜日は、感覚活動とアートの日。シェービングクリームに絵の具を混ぜて、マーブルペイントのしおりを作ったり、甘ーいおやつ作りもしました。

水曜日は、コスチュームの日。ロックンローラーになりきるためのコスチュームを作って、ダンスを楽しみました。

木曜日はモリコロパークへの遠足。午前中はチルドレンズセンター内で「ネイチャーワンダーランド」を楽しみ、午後は水場で思い切り水遊び。くたくたに遊びきった一日でした。

金曜日は、宇宙をテーマに工作やゲームを楽しみました。すっかり子どもたちと先生たちとの距離も縮まり、1週間だけの参加者の子どもたちとは、お互いに別れを惜しみました。またみんなと来年会えるといいな・・・

2009年6月19日金曜日

レオ


今週は4才クラスの活動をご紹介します。

子どもたちは、順番に「レオ」というライオンのぬいぐるみを自宅につれて帰り、1週間いろいろな経験をさせてあげます。一緒に食事をしたり、寝たり、遊んだり、お出かけをします。そして1週間が終わると、どういうふうに過ごしたのかスケッチブックに写真を貼ったり、絵を描いたりしてきて、クラスのお友だちに伝えます。

この活動を通して、クラスの中で特別な役割が与えられるという喜びや責任感を子どもたちは感じます。また、クラスのみんなの前で発表することで、人の前で話しをするということに対する自信をつけたり、順を追って経験を話すことで、言語発達や認知的発達が促進されます。

子どもたちにとっては、とても特別で、うれしい体験になっています。

2009年6月4日木曜日

やめて!


今週は3才クラスの様子をお伝えします。

Aくんが作っているブロックにBくんが手を出そうとしました。こうしたらいいのになぁ、と思ったのかもしれません。でもAくんは、それがいやだったので、小さい声で「やめて」と言いました。Bくんはそれでも手を出すのをやめませんでした。それを横で見ていたCくんが、「Aくんがやめてって言ってるよ。」と助け舟を出しました。それでもやめられなかったBくんでしたが、少し離れた所で遊んでいたDちゃんに、「Aくんがやめてって言ってるよ。」と言われ、手を出すのをやめました。

CくんもDちゃんも決して声を荒げることなく、優しい声で諭すようにBくんに注意をしたので、何ももめることなくその後納得して、みんな自分の遊びを続けることができました。

だれも感情的にならずに、子ども同士でそれぞれの思いを伝え合ったり、助け合ったりできたので感心しました。きちんとクラスのルールがわかっている3才の子どもたちです。お友だちがいるってうれしいね!

2009年5月27日水曜日

ありがとう


今週は、5才クラスでの出来事をご紹介します。

自分で状況を把握して、考えて行動することの大切さが日頃から子どもたちには話されています。ある日の音楽の時間、ピアニカを用意して、担任はみんなが静かになるのを待っていました。すると、その状況を察したGくんが、"Everybody, can you listen?"とみんなにどうするべきなのか思い出させてくれました。それを聞いて子どもたちは、はっとして静かになることができました。担任は、状況をみてみんなに声かけができたGくんの行動がうれしくて、その後 "Thank you!" とお礼をGくんに言いました。

音楽の時間の後、何か言いたげにモジモジと担任のそばに寄って来たGくん。「どうしたの?」と促すと、「ありがとう、って言われると何だか元気になる。」と、言ったのでした。それを聞いて、また担任はうれしくなったのでした。

「ありがとう」は人を幸せにします。「ありがとう」と言ってもらってうれしくなる経験をした子どもは、人にも「ありがとう」の幸せがあげられることでしょう。「ありがとう」の輪をスクールでも家庭でも広げたいですね。

2009年5月20日水曜日

バザー

5月17日(日)にPTA主催のバザーが行われました。今年は、バザーが始まって以来初めての雨でした。幸いにも始めの1時間は何とか曇りだったのですが、その後はしとしとと一日中降り続いてしまいました。

雨にもかかわらずお客様は結構来てくださったのですが、室内でのスペースに限りがあるためゆっくり食事や休憩をしていただく場所がなかったのが残念でした。

雑貨販売、フードコーナーの他、ゲームコーナー、絵本の読み聞かせ、ブレーディング(三つ編み)、フェイスペインティング、キッズネイルアート、ニットの髪飾り、クラフトコーナーなど、子どもたちが楽しめるコーナーが盛りだくさんでした。本当にワクワクするようなものばかりなので、休日に一日子どもたちが楽しめるイベントとしてもっともっとたくさんの方たちに知っていただいただけるといいと思います。

今年もたくさん卒園生が遊びに来てくれました。成長にびっくりすると共に、うれしさで胸が一杯になりました。来てくれてありがとう!

2009年4月23日木曜日

畑で野菜と花を育てよう!


毎年、春には園庭の隅に作ってある畑に野菜や花を子どもたちが植えます。

今年も各クラス用のうねが早速できあがり、4歳クラスが大根とほうれん草の種を蒔きました。担任の指導のもと、指で土に穴をあけ種をていねいに入れていきました。外遊びの時に水をあげて観察していますし、鳥から守るためにかかしも作りました。種を蒔いてから10日ほど経ちましたが、もう双葉が出てきて一層成長が楽しみになっています。

これから3才クラスはひまわりを、5才クラスは野菜を植えていく予定でいます。その後残りの畑を耕して、さつまいもの苗も植えていきます。

野菜を植えたクラスは、自分たちで収穫をした後、調理をし、食べるのを目標にしています。野菜が苦手な子どももきっと食べてくれるはず!

2009年4月14日火曜日

家庭からスクールへ


4月になり、新しく2歳クラスの子どもたちがスクールに通い始めました。家庭からスクールへ、子どもたちにとっては大きな環境の変化です。当然、保護者の方とのお別れには泣けてしまいますが、外遊びはみんな大好きで、一日目から外へ出ると泣き止んでいました。

保護者の方とのお別れがつらいのは、母子関係がしっかりとできている証拠です。ここは安心して楽しく過ごせる場所なんだということがわかってくると、徐々に落ち着いて過ごせるようになってきます。最初の何日かは、お母様もお子さまの泣き声に胸が張り裂けそうになります。一日でも早く安心してお別れしていただけるように、楽しい活動を用意し、心の安定を図っていけるように努めています。

2週目になって少しずつ担任や環境に慣れ、遊べる時間が増えてきました。お気に入りのお友だちもできて、ごっこ遊びをしたり、ママがいない寂しさを慰めあったり、微笑ましい姿が見かけられるようになってきました。慣らし保育が終わり、活動の幅が広がってくるのが楽しみです。

2009年3月11日水曜日

卒園旅行


6才クラスの子どもたちとキッザニアに卒園旅行に出かけました。

キッザニアに備えて、今学期はいろいろな職業について学んできました。警察署やスーパーマーケット、病院、歯医者さんなどに遠足に出かけ、どんな仕事をしてみえるのか見学させていただきました。そして、キッザニアではどんな仕事ができるのか、何をしたいのかをそれぞれの子どもたちが考えた上で、当日を迎えました。

現地では、人気のある職業は長蛇の列ができていて、希望の仕事ができない子どももいましたが、妥協をしながらいくつかの職業をそれぞれが楽しんで体験していました。

往復の新幹線も楽しかったね!

2009年3月5日木曜日

こん、こん、くしゃん!


インフルエンザも下火になってきましたが、まだ鼻水、くしゃみ、咳をしている子が何人かいます。人に病気を移さないマナーとして「咳やくしゃみをする時は、手で口を覆ってしましょう。」と言いますが、日本での口の覆い方と、欧米での覆い方には違いがあります。

先日先生たちと意見交換した時に、日本のように手の平で口を覆うと、くしゃみや咳をした時に出る唾液が手につくので、その手を媒介として人に病気が感染するという指摘を受けました。では、欧米では幼児にどのように指導するか・・・ひじを曲げて、腕で口を覆わせます。確かのその方が理にかなっていますね。口を覆う目的が、人に病気を移さないためなのですから。KISでは、3才児さんたちも上手に口を覆って咳をしています。

2009年2月16日月曜日

そり遠足


今年も2月13日にバス2台で旭高原へそり遠足に出かけました。雨が心配されましたが、何とか曇り空で暖かい気候の中、そりを楽しむことができました。

バスに乗って、1時間で現地に到着。スキーウェアに着替え、軽いおやつを食べてから早速ゲレンデに出てそりすべりを始めました。お母さんと一緒にすべる子、一人ですべる子、お友だちと一緒にすべる子、先生と一緒にすべる子といろいろですが、毎年本当にありがたいと思うのは、いろいろな保護者の方々が、自分の子ども以外の子どもを誘って、そりに乗ってくださることです。クラスを超えて子どもと大人がつながっているのは、小さいスクールならではの良さだと実感しています。もっともっと「一緒に子どもをみていこう!」という機会が作れることを望んでいます。

今年は、現地職員の方の励ましを受け、最後に11台のそりをつないで滑り降りました。旭高原での記録が10台だったそうなので、めでたく記録更新!来年も是非記録を塗り替えようと誓いました。

2009年2月4日水曜日

異文化理解


キッズインターナショナルスクールでは、欧米の行事だけではなく日本の行事も積極的に取り入れています。今学期は、お正月、節分、ひなまつりと毎月行事が続きます。現在日本以外に3か国の先生たちが一緒に働いていますので、文化を理解してもらうためにミーティングの中で行事の由来や歴史、遊びなどを日本人の先生たちが紹介する機会をもっています。

今回の日本文化紹介では、実際に福笑いや羽根つきをみんなでしてみました。ひなまつりのひな人形作りもいろいろなアイデアが紹介されました。そして日本文化紹介のお返しに、カナダ人の先生がバレンタインデー、セントパトリックデーの由来や歴史について紹介してくれました。

ただ行事をおざなりに済ませるのではなく、背景を理解した上で臨むことで、その行事を行なう意義もでてきます。異文化理解を教師がしていくことで、子どもたちにもその精神が伝わっていきます。

2009年1月28日水曜日

職場体験


今年は名東区の中学生6名が1月22日、23日と職場体験にみえました。例年は2名程ですが、今年は6名だったので、1~2名に分かれて4クラス全てに入ってもらいました。

英語がわからず、1日目は戸惑って終了したようですが、2日目には前日には聞き取れなかった英語が少しわかるようになり、子どもにも慣れ、楽しめたようでした。先生たちの大変さも身近で見て、わかってくれたようでした。「子どもと遊べて楽しそうだけど、どんな仕事も大変だということがわかりました。」と、毎年職場体験にみえる中学生が感想の中で述べてくれます。

子どもたちは、お姉さんたちと2日間も一緒に遊べてとてもうれしそうでした。お弁当の時も隣の席を取り合っていたそうです。

2009年1月22日木曜日

ご飯とおやつ


先日、幕内秀夫さんの講演会に行ってきました。学校給食の米飯化を推進する活動をされています。かねてから延長保育のおやつに関して、菓子類ではなく何とか健康的なものに変えたいという気持ちを持っていましたので、大変参考になるお話でした。

子どものおやつは、食事です。熱量を油脂や糖で摂るのではなく、でんぷんで摂ることが好ましい・・・全くその通りです。いいと思うことは即実践。今日から延長保育のおやつは、毎日「おにぎり」です。日替わりで、鮭、ちりめんじゃこ、ゴマ、かつおぶし、天かす、きなこ、焼きおにぎりなどいろいろなおにぎりを子どもたちが自分で握ります。味にバリエーションがあれば、毎日きっと子どもたちも「今日は何かなぁ」と楽しみにしてくれるはず。先生たちもわくわくしています。

2009年1月13日火曜日

Happy New Year!


新年明けましておめでとうございます。

クリスマス、お正月と楽しい冬休みを過ごして、子どもたちが戻ってきました。私たちの先生たちの母国であるアメリカやカナダ、オーストラリアでは、クリスマスには、遠くに住む家族が両親の元に戻り、家族、親戚一緒にご馳走を食べ、お祝いをします。それがそのまま日本のお正月に該当しますね。KISの子どもたちも、おじいちゃん、おばあちゃんに会いに行ったよ、と教えてくれる子どもたちが大半でした。

6才クラスでは、毎週ジャーナルを書いていますが、先週はそれぞれお休みにしたことを絵と文で表わしてくれました。知らない単語は、音から綴りを想像して自分で書いていきますので、間違っていることもありますが、「自分で書く」ということを大事にします。書いたり読んだりする経験を増していくことで、自然に正しい綴りに修正されていきます。

楽しい思い出がそれぞれの絵から伝わってきます。