2009年6月19日金曜日

レオ


今週は4才クラスの活動をご紹介します。

子どもたちは、順番に「レオ」というライオンのぬいぐるみを自宅につれて帰り、1週間いろいろな経験をさせてあげます。一緒に食事をしたり、寝たり、遊んだり、お出かけをします。そして1週間が終わると、どういうふうに過ごしたのかスケッチブックに写真を貼ったり、絵を描いたりしてきて、クラスのお友だちに伝えます。

この活動を通して、クラスの中で特別な役割が与えられるという喜びや責任感を子どもたちは感じます。また、クラスのみんなの前で発表することで、人の前で話しをするということに対する自信をつけたり、順を追って経験を話すことで、言語発達や認知的発達が促進されます。

子どもたちにとっては、とても特別で、うれしい体験になっています。

2009年6月4日木曜日

やめて!


今週は3才クラスの様子をお伝えします。

Aくんが作っているブロックにBくんが手を出そうとしました。こうしたらいいのになぁ、と思ったのかもしれません。でもAくんは、それがいやだったので、小さい声で「やめて」と言いました。Bくんはそれでも手を出すのをやめませんでした。それを横で見ていたCくんが、「Aくんがやめてって言ってるよ。」と助け舟を出しました。それでもやめられなかったBくんでしたが、少し離れた所で遊んでいたDちゃんに、「Aくんがやめてって言ってるよ。」と言われ、手を出すのをやめました。

CくんもDちゃんも決して声を荒げることなく、優しい声で諭すようにBくんに注意をしたので、何ももめることなくその後納得して、みんな自分の遊びを続けることができました。

だれも感情的にならずに、子ども同士でそれぞれの思いを伝え合ったり、助け合ったりできたので感心しました。きちんとクラスのルールがわかっている3才の子どもたちです。お友だちがいるってうれしいね!