2010年2月25日木曜日

感覚遊び


2、3才で入園してくる子どもたちは、まだまだ細かな手の動きができません。自分で洋服を脱ぎ着したり、お弁当を袋に入れたり、生活の中で徐々に力をつけていきますが、5~6才になった時に大きさや形をコントロールして字を書いていくためには、様々な手を使った活動を経験していることが大事です。

ビーズ通しやパズルなどの細かな指の動きを必要とする活動も行ないますが、手の触感を発達させる活動も2~4才クラスでは大事にしています。さまざまな感触の素材に触れ、違いを感じたり、筆やペンを使わず直接手を使って行なう描画活動など多岐に渡っています。

汚れるのがいや~!と言って、手を出さない子どももいますが、月齢が上がってくると徐々にそういった活動にも慣れ、喜んで取り組んでくれるようになっていきます。

2010年2月18日木曜日

作品


KISでは、子どもたちの創造性を大事にして、それを伸ばしていくように援助しています。

創作活動では、年間を通じて様々な描画や工作を行なっていますが、材料を選べるようにしたり、自分なりの工夫が出せたら一緒に喜んだりして、自由な表現をしやすい環境を作っています。

今月は節分を迎える前に、紙粘土で鬼の飾りを作ったり、豆まきのかごを作ったりしました。子どもたちの作品を並べてみるとそれぞれのユニークさがよくわかります。アートを通じて自分を表現する楽しさを子どもたちには感じてほしいと思います。

2010年2月12日金曜日

そりツアー


雨の心配をしていましたが、幸いにも曇りと雪の天気で、無事にそりツアーを終えることができました。2日間雨が降った割には、ゲレンデの状態もそれほど悪くなく、みんな思い切りそりを楽しむことができました。

1年間の子どもの成長は大きいものだとまた実感させられました。去年はママや先生と一緒でしかすべることができなかった子どもたちが、今年はびゅんびゅんスピードを出して一人で自信満々に滑っていました。お友だちと一緒にうれしそうにすべる様子もとても微笑ましかったです。子どもたちと一緒に滑るつもりで来てくださっていた保護者の方々が手持ち無沙汰になっていました。保護者同士で滑る様子も微笑ましかったですよ。童心に返っている保護者の方たちを見て、子どもたちもきっとうれしかったと思います。

去年記録を打ち立てたそりのトレインに今年も12台で挑戦しましたが、記録を破ることはできませんでした。みなさん、来年はがんばりましょうね!

2010年2月5日金曜日

豆まき


2月3日の節分に鬼がやってきました。

3才クラスの子どもたちの中には泣けてしまった子もいましたが、顔を引きつらせ、怖がりながらも一生懸命豆を投げている子どもたちもいました。昨年は泣いていた4才クラスの子どもたちは、今年は一人も泣かずに果敢に豆を投げてくれました。

5、6才クラスに豆を投げられて、鬼は園庭を逃げ回った後やっとスクールの外に逃げ出しました。厄を落として、これで幸せな春が迎えられますね。

頑張って豆を投げていた子どもたちもやはり怖かったのか、次の日に「今日は鬼は来ない?」と先生に尋ねていたそうです。

2010年2月1日月曜日

ペンキ塗り


6才クラスが毎年恒例のプレイハウスのペンキ塗りを終えました。 今年は、今までクラスで学んだテーマの中から子どもたち自身がお気に入りを選んで、そのテーマに合わせて色を塗り、絵を描くことにしました。そして、「海」「恐竜」「ウェスタン」などの中から「海」が選ばれ、ベースの色は青に決まりました。

1日目は、今まで黄色だったプレイハウスを真っ青にローラーと筆を使って塗りました。2日目は、青い海に海の生き物を子どもたちが思い思いに描いていきました。

寒い中、みんな集中して最後までがんばって作業をすることができました。新しくなったプレイハウスで遊べるのもあと少しだけれど、スクールに残る3才から5才クラスの子どもたちは、青い海に描かれた絵を見て、きっとみんなのことを思い出すよ。ありがとう、思い出を残してくれて。