2008年12月12日金曜日

ごっこ遊び



こどもたちは「ごっこ遊び」が大好きです。各クラスでは、設定を折りに触れ変えて、ままごと、お医者さんごっこ、レストランごっこ、花屋さんごっこなどなりきるものを変えて、さまざまなごっこ遊びをしています。

実生活で体験したことを子どもたちは、ごっこ遊びの中で再現をしていきます。そこでは、子どもたちの主体性を大事にし、教師は主導するのではなく見守りながら必要であれば、遊びを広げるために質問や提案をします。

ごっこ遊びを通して、子どもたちは社会性、言語発達、認知発達など様々な力を育みます。ともすれば保護者の方々には軽視されがちな「ごっこ遊び」ですが、机上の学習では決して得ることができない大切な力を「ごっこ遊び」はつけてくれるのです。

2008年12月4日木曜日

サンクスギビングランチパーティ


毎年サンクスギビングには、各クラスが調理したものを持ち寄って、全クラス一緒にランチパーティをしています。今年は、3才がフルーツサラダ、4才がパスタサラダ、5才がスタッフィングとチキン、6才がマッシュポテトとグレービーソースを作りました。

各テーブルに混合クラスで座り、それぞれが作った料理に感謝し、楽しくおしゃべりをしながら食事をいただきました。3才クラスの子どもたちも年上の子どもたちの関わりを楽しそうに眺めていました。

3才クラスの時に年長児に世話をしてもらっていた子どもたちが、2~3年後には、世話をする側になるので、その成長がいつもとても微笑ましく、また頼もしく感じられます。

2008年11月21日金曜日

ペンキ塗り


KISでは、毎年6才クラスの卒園前の活動として園庭のプレイハウスのペンキ塗りをします。4年前に6才クラスの子どもたちが大工さんに手伝っていただいて作ったプレイハウスを維持するために毎年色を塗りなおしているのです。

今年は2日間に分けて、1日目はペンキ塗り、2日目は絵を描きました。ピンクのプレイハウスが鮮やかな黄色に模様替えされました。洋服もペンキだらけになりますが、なかなか家庭ではできない経験です。長時間になりますので、最初から最後まで集中して作業することはできませんが、遊びと作業を行ったり来たりしながら、がんばって終えることができました。自分たちが塗ったプレイハウスで、他の子どもたちも遊びますので、大きな達成感と誇りを得ることができます。就学を控えた子どもたちにとって大事な意味合いを持った活動として捕らえています。

2008年11月17日月曜日

いもほり


今年も園庭の畑で芋ほりを行ないました。3才児と6才児、4才児と5才児と2クラスずつ一緒につるを抜き、土の中に埋まっているさつまいもを大事に手で掘り出しました。

大きなおいもも、赤ちゃんいもも、玉ねぎのような形のおいもも出てきて、みんな大喜びでした。虫たちも一緒に土の中から掘り出され、びっくりする子、大喜びする子といろいろでした。

みんなが一つずつおうちに持って帰った後のおいもは、5才児クラスが、翌週早速スイートポテトを作っておなかの中におさめました。自分で収穫して料理したおやつは、とてもおいしかったね。

2008年11月3日月曜日

食育


KISのカリキュラムの中で、特徴的な活動の一つであるクッキングを今日は取り上げます。先日保護者のお一人から「食育」をどう考えるかというご質問がありました。

クッキングを活動に入れる意義は、「いろいろな食材や味覚に触れ、自分の身近な『食べ物』をよく知ったり、また、あまり身近ではない食べ物や味覚に挑戦する機会を得てみよう」、「調理から片づけまでの一貫した活動を行なうことで、自立心を養おう」ということにあります。

みんなで調理し、食べることで日頃苦手な食べ物を食べることができたり、新たな味を発見したり、いつも小食のお子さんがたくさん食べることができたり、子どもたち自身も教師も驚くことがあります。かぼちゃは硬いし、玉ねぎは涙が出るから切るのが大変、この食材はもう少し小さく切ったほうが食べやすかったなぁ、などと実際に体験して学ぶことはたくさんあります。算数の概念や、手先の動きを鍛えるなど学習的な側面ももちろんクッキングにはありますが、生活の基本である「食」への興味を促すことがその大きな役割だと考えます。

2008年10月16日木曜日

保護者会

10月10日に保護者会とPTA総会を行いました。

今年の保護者会では、各クラスの様子をお話した後に、本を3冊ご紹介しながら以下の3点についてお話しました。①他の子どもと比較するのではなく、自分の子どもの発達ペースや個性を大事にしましょう。②子どもが大きくなるにしたがって、「もっともっと」と親が欲を出して、発達を急がせるのはやめましょう。今学ばなければならないことは何かということを見極めて大事にしましょう。③子どもができないことに対して親がカリカリと怒るのはやめましょう。子どもを変えようと思うのではなく、親の視点を変えたり、援助の仕方を変えてみましょう。

そしてやはり、いつも子どもには「見てるよ。」「大丈夫だよ。」「愛してるよ。」のメッセージを伝え続けてほしいです。ご家庭で認められて育っているお子さんは、スクールでも自信をもって活き活きと活動できるのです。

2008年10月10日金曜日

秋の遠足


10月3日に全校で牧野が池公園へ遠足にでかけました。 

ジャンボスパイダーウェブ(大きなロープジャングルジム)やチューブの遊具、タイヤのブランコなどいろいろな遊具で思いきり遊び、楽しい一日を過ごしました。5,6才の子どもたちは、午後、先生と山の中にジャングル探検にも出かけました。まるでディズニーランドのジャングルクルーズのような先生の語り掛けに、くまやワニに驚いて叫ぶ子どもたちの声が聞こえましたよ! 

異年齢の子どもたちが、お互いに助け合ったり、励ましあったりして遊ぶのを見ることができて、とても微笑ましかったです。

2008年10月1日水曜日

ケアハウス訪問


敬老の日の活動の一環として、長久手町にあるケアハウスにバスで5才、6才クラスがでかけました。

英語と日本語の歌をおじいさん、おばあさんたちに聞いていただいたり、一緒にあや取りや折り紙をして遊んでいただきました。とても優しく接していただいたり、子どもたちの歌にアンコールまでしていただいて、大変楽しい一時を過ごすことができました。

スクールの中だけで過ごすのではなく、コミュニティの中に出て行くことで、いろいろな大人の人に接することができます。KISでは、そのような機会をできるだけ設け、それぞれの役割に気付いたり、マナーに気をつけたりすることを大事にしています。

2008年9月26日金曜日

敬老の日


9月15日の敬老の日をお祝いして、各クラス9月は、それに関連した活動を行ないました。

手紙やフォトフレームを作って写真を入れておじいちゃんやおばあちゃんに送ったり、老人福祉施設に交流に出かけたりしました。

ポストに自分で投函することで、自分が書いた手紙が郵便屋さんの手を経て、おじいちゃん、おばあちゃんの元に届けられるという過程を体験することができます。その後、おじいちゃんやおばあちゃんからお礼の電話をもらったよ、とうれしそうに教えてくれた子どもたちもいました。

交流会の様子は、来週お知らせします。

2008年9月18日木曜日

新学期の様子


新学期が始まり、どのクラスもずいぶん落ち着いてきました。それぞれ成長し、ひとつ上のクラスになったことを誇りに思っていることが伺えます。

今日の3才クラスは、雨にもかかわらずとても落ち着いていて、活動に集中して取り組む様子が見られました。今学期は、形の学習をしているので、様々な形に切られた画用紙と綿棒を使ってグループコラージュを作ったり、先生の手作りのシェービングクリームアートを行いました。
まだ手や洋服が汚れるのを嫌がる子どももいますが、KISでは、たくさんの汚れる活動(Messy activities)を行なっていきますので、月日と共に慣れていって活発に取り組んでいってくれるようになると思います。手でいろいろな感触の物に触れ、感覚を豊かにしていってくれることを望んでいます。

2008年9月13日土曜日

ウェルカムパーティ


夏休みでしばらくブログもお休みしていましたが、9月5日にウェルカムバックトゥースクールのパーティを行ない、KISの新学年が始まりました。

9月の初日には、毎年先生たちが歌や劇などのパーフォーマンスを行ない、子どもたちや保護者の方々を歓迎します。今年は、先生たちの紹介の後、魔法の杖を持った魔法使いの語りとともに「一寸法師」が演じられ、大好評でした。パーフォーマンスの後は、保護者の方々がPTAのミーティングをされている間、子どもたちは新しい先生たちと外遊び。パーフォーマンスや外遊びは、お互いの距離を縮めるのにとても有効です。その後のティーパーティでは、保護者の方とも和やかな雰囲気の中でコミュニケーションを取り、全員が新学年に備えます。

今年も先生たちのティームワークは抜群で、全員一丸となって子どもたちの成長を支えていきます。また、それを支えてくださる保護者の方々には、先生、スタッフとも大変感謝をしています。

2008年8月8日金曜日

サマーデイスクール3週目


サマーデイスクール3週目のサブテーマは、「Games」です。

今週は、チームを応援するポンポンや、自分のためのメダル、クラスの名前を書いたバーナーを作り、一週間様々なゲームを楽しみました。風船バレーや、いろいろなリレーなど、どきどきはらはらしながら、自分のチームを応援してがんばりました。

3週間を締めくくる最後の日は、杁が池公園への遠足でした。体育館で、ゲームを楽しんだ後、林の中でランチを食べ、水遊びをしました。日陰は思いのほか涼しく、午前中汗を一杯かいて遊んだので、おいしくランチを食べることができました。

今日は、いよいよオリンピックの開会式。子どもたちは少しでもオリンピックを身近に感じてくれたでしょうか。世界のアスリートたちが精一杯がんばる姿を少しでも応援できたらいいですね。

2008年8月4日月曜日

サマーデイスクール2週目


サマーデイスクール2週目のサブテーマは、「Strong and Healthy Bodies」です。

今週は、身体と食べ物のことを中心に学びました。健康な食べ物、おいしいけれど健康にはよくない食べ物は何かということを話し合い、ゲームや工作をして楽しみました。

今年は、3週間通して様々なチームゲームを体験し、チームワークの大切さや仲間を応援する楽しさを味わっていってほしいと思っています。協力し合って勝利した時の喜びは、一層うれしいものですね。

木曜日には、モリコロパークに遠足に出かけ、チルドレンズセンターで午前中遊んだ後、クラスごとに与えられた課題をこなしながら、水遊びをする池まで行きました。連日の猛暑に負けない暑い日だったので、こどもたちは水の中で本当に活き活きと遊んでいました。

2008年7月28日月曜日

サマーデイスクール1週目


いよいよ「オリンピック」をテーマにしたサマーデイスクールが始まりました。今週のサブテーマは、「Around the world」です。

カナダ、ブラジル、ギリシャなどの国旗や得意とするスポーツ、ユニフォームなどを学びました。それに関連して、自分たちのユニフォームのデザインをしたり、旗のコラージュを作ったりしました。

そして、この週のハイライトは「ゲストデー」でした。スリランカ、ウズベキスタンから来日している方々にそれぞれの国の文化を紹介していただき、インドの方にはダンスを教えていただきました。子どもたちは、ウズベキスタンの夏冬の気温差に驚いたり、スリランカの果物の写真に感動したりしました。インドのダンスでは、手で様々な生き物を表現することを学びました。

「楽しかった!また来たい!」という言葉が子どもたちの口から聞けるように今年も精一杯全員でがんばっています。

2008年7月22日火曜日

シリースポーツデhttp://www.blogger.com/posts.g?blogID=3448702669946782894ー


今年度の締めくくりとして、7月11日に保護者会主催の運動会を行いました。

ウォームアップを済ませた後、玉入れ、徒競争、障害物競走、綱引きを行いました。縦割りで紅白チームに分かれたのですが、特に勝敗は意識させず、チームを応援することを楽しみました。2~3歳クラスの障害物競走では、保護者の方の参加もあり、子どもたちよりも一生懸命な保護者の方々の姿が微笑ましかったです。

2歳児から5歳児までの競技への取り組みの違いを見ると、5歳児クラスの子どもたちの成長を再認識できて、教師たちは感動していました。9月から7か月間の6才児クラスを終了すると、いよいよ小学生。体も心も準備は着々とできていっています。

2008年7月8日火曜日

七夕の流しそうめん


保護者の方からご寄付いただいた竹を使って、園庭で流しそうめんをしました。

朝からボランティアの保護者の方々が子どもたちのために、そうめんをゆがいてくださり、2歳クラスから順番に30分ずつ流しそうめんを楽しみました。どのクラスの子どもたちも上手にフォークやはしを使って、とてもうれしそうにそうめんをすくって食べていました。すくうのが楽しくて、器にはそうめんが山盛りになっている子どもたちもたくさんいました。「食べたら、また取りにおいでね。」と言われて、そうめんをすくいたいがために、一生懸命たくさん食べている様子がとてもかわいかったです。

とても暑い中、11時から1時までの2時間、ボランティアのお母様方には本当によく助けていただきました。お母様方の助けがなければ、実施できなかたイベントでしたし、子どもたちのあんなにうれしそうな顔は見ることができなかったでしょう。「子どもたちのために」力を尽くしてくださる保護者の方々に恵まれ、KISの子どもたちは本当に幸せです。

2008年7月2日水曜日

七夕


ご近所の竹林から七夕のための竹をいただいてきました。今年は、サタデイクラスや英会話教室のちびっ子クラスの子どもたちにも笹飾りをあげられるように大きな竹を2本飾りました。

子どもたちは、短冊に願い事を書いたり、折り紙で笹飾りを作ったりし始めました。短冊のお願い事は、「ディズニーランドに行きたい。」や「上手に泳げるようになりたい。」というのもありますし、「恐竜になりたい。」「あんぱんまんになりたい。」という微笑ましいものもありました。3才クラスは、タマゴパックで大型の飾りを作りました。

金曜日までに竹に飾りをつけて、各家庭に持って帰ります。七夕の日は、今年は晴れそうですね。スクールでは、流しそうめんをしてお祝いをする予定です。

2008年6月26日木曜日

おすもうさんがやってきた


水曜日の午後に湊部屋の力士の「仲の国」さんと「松浦」さんがスクールを訪問してくださいました。

子どもたちは、「好きな食べ物は何ですか。」「どうしておすもうさんは強いんですか。」などの質問をした後、大きな力士相手におすもうをとらせてもらいました。股下までの背しかない3才の子どもたちも何人か一緒になって、果敢に挑戦していました。優しいお相撲さんたちは、時々大げさに負けてくれたりして、子どもたちは大喜びしていました。

写真にも気軽に応じてくださり、最後は5才クラスで一緒にダンスまでしてくださいました。みんな「お相撲さんは大きくて強いけど、優しいね。」と、とてもうれしそうでした。

2008年6月19日木曜日

5才クラス


今週は5才クラスの様子をご紹介します。

今学期、5才クラスは「大きな生き物、小さな生き物」というテーマ学習に取り組んでいます。いろいろな動物の名前を子どもたちに挙げてもらい、クラスの壁にはたくさんの動物の名前がリストアップされています。壁面飾りや紙粘土で動物を作ったり、いろいろな工作活動に取り組んでいます。今週の水曜日には、動物園に出かけ、今まで学習してきた動物の名前を確認しながら、楽しんで動物たちの生態を観察してきました。

テーマ学習の他には、算数や言語学習などグループに分かれて毎日いろいろな活動を行っています。ずいぶん集中して一つの活動に取り組めるようになってきました。文字や算数への興味は、この時期「できる」という自信を持たせながら、少しずつチャレンジングな活動を与えていくことが大事です。個々の子どもの力を見極めながら、その子の力に合った活動を与えていくことができるのは少人数教育ならではの利点です。

2008年6月11日水曜日

サマースクール

先週サマースクールの申し込みが始まりました。KISの教師たちは、サマースクールのプランニングを毎年5月から始めます。夏に子どもたちに特別な経験をしてもらうために、わくわくするようなテーマ、アクティビティを考えます。

今年のテーマは、「オリンピック」です。子どもたちにとってあまり身近ではないイベントを幼児、児童の目線まで落として、興味が持てるようにし、この夏休みのオリンピックを楽しんでもらおうという趣旨です。

1週目は、4大陸から国を一つずつ選び、それぞれの国のスポーツやオリンピックに関連したことについて学びます。インターナショナルスクールならではの異文化理解プログラムです。

2週目は、スポーツに適した身体を作るためにはどうしたらよいのか、ということを学びます。食べ物やからだ作りに関した活動をします。

3週目は、いろいろなチームゲームに取り組み、チームワークの大切さ、ゲームの楽しさを体感します。

サマースクールに参加された後、子どもたちが英語学習に関してとても積極的になったというお言葉を保護者の方からいただくことがよくあります。続けて長期間参加されることで、もっと英語を理解したい、話せるようになりたい、という欲求を子どもたちが持つようです。

何回も繰り返し参加される子どもたちが多いということ、またKISの卒園生が帰ってきてくれたり、KISで過去に働いていた先生が帰ってきて教えてくれるということも私たちのサマースクールの特徴です。今年は、アンソニーが帰ってきて、3週間みっちりインテンシブクラスを教えてくれます。

また新しい子どもたちが加わって、楽しい夏の思い出が作れることを祈っています。

2008年6月5日木曜日

本好きの子どもを育むために

子どもたちには、英語、日本語にかかわらず、本を好きになってほしい、と思っています。KISでは、一日を通して、子どもたち全員が本を読んでもらう機会、先生のひざに乗って数人で読んでもらう機会、一人で本を自由に楽しむ時間があります。また、スクールで読む本は英語なので、保護者の方々には、ご自宅で母語による絵本をたくさん読んでいただくように機会をみつけてお願いしています。美しい絵やお話は、子どもの情感を豊かにし、語彙力を高めます。お忙しい方には、せめて寝る前の「ベッドタイムストーリー」だけでも毎日の習慣にしていただきたいです。疲れたり、落ち込んだり、忙しかった一日もゆっくり一冊の本を読むことで、子どもは心安らいでよい眠りに落ちることができます。


6歳~7歳で文字が読めるようになっても、ぜひ読み聞かせは続けていただきたいと思います。親と子が心を通わせられる大切な機会ですし、自分が「読める」本から得る知識よりも「読んでもらう」本から得るものの方が大きいからです。読んでもらうことによって、文字を追うことに集中することなく、絵を楽しみ、言葉を味わい、情景を想像しながら子どもたちは本に入り込むことができるのです。

たくさんの楽しい読み聞かせの経験が、「本が大好き」な子どもを育てていきます。

2008年5月30日金曜日

バザー

今年も5月18日(日)にPTA主催のバザーが行われました。当日は大変よいお天気に恵まれ、昨年よりもたくさんの方たちでにぎわいました。

雑貨販売、フードコーナーの他、ゲームコーナー、絵本の読み聞かせ、ブレーディング(三つ編み)、フェイスペインティング、なりきり写真館、キッズネイルアート、クラフトコーナー、リフレクソロジーなど、年々新しい企画が加わって充実したものになっています。

昨年から始まった英語の絵本の読み聞かせは、KISのスペシャルプログラムである「キミコとユカリのスペシャルミュージック」の縮小版をバザーの時だけ一般公開しているものです。音楽に乗っての絵本の読み聞かせは、一度は聞く価値があります。今年は、それに加えて、表情豊かなジョナサンの絵本の読み聞かせもあり、両方とも大人気でした。

園庭にテントも設置されていましたので、日陰でゆっくり昼食をとることもできて、一日中遊んでいってくださったご家族もたくさんみえました。卒園生もたくさん遊びに来てくれて、大変うれしい一日でした。

2008年4月21日月曜日

2歳児クラスがスタートしました

4月8日(月)に新学期がスタートし、15名の2歳児さんを迎えました。2週間が経ち、まだ朝はママとの別れがつらく、泣けてしまう子どももいますが、泣く時間も短時間になり、いろいろな遊びを試してみる姿がみられるようになりました。「ママは?」「ママがいい」という言葉もだんだん少なくなってきました。「ママがいい」という気持ちをしっかり受け止めて、ママが迎えに来てくれるまでいっぱい遊んで楽しもうね!というメッセージを伝えています。我が子が泣き叫んでいると、お母さんたちも不安だと思いますが、大丈夫!環境と先生に慣れてきたら、絶対楽しく通ってくることができます。そのうち、「帰りたくな~い、もっと遊びたい!」と言うようになりますよ。

2歳児クラスがスタートして、驚いたのは先学期までなかなか座ってお話が聞けなかったり、ママとの別れに泣けてしまったりしていた3歳児さんたちが、ぐっと落ち着いたことです。お兄ちゃん、お姉ちゃんとしての自覚ができたのか、3歳さんのプライドからか・・・活動にも意欲的に取り組んでいます。

2008年4月1日火曜日

卒園式

3月25日に6才クラスの子どもたちは卒園式を迎えました。それぞれの子どもたちの成長を思い出していくと感慨深く、先生に甘えていた姿、ペイントで体中べとべとになって喜んでいた姿、お友だちを優しく助けていた姿、外を駆け回って遊んでいた姿など思い出は尽きません。

自分の身の回りのことに責任を持ち、様々な遊びを通して、「集中力」と「好奇心」を育んだ子どもたちは、1年生になって、新しい環境、先生、お友達のもと、新たに始まる「勉強」に興味を持ち、意欲的に取り組んでいってくれるはずです。

子どもが一つできたことに満足できず、一できたら二、二できたら三と求めがちな親心ですが、一つ一つの段階を子どもと素直に喜び、子どもが意欲的に次に挑戦できるように見守る姿勢が大事でしょう。「できた!」「もっとやってみたい!」という意欲を自ら持って、次に臨める子どもは、失敗をしてもその責任を負えるはずです。ただ辛抱強く「見守る」のは、難しいことですが、子どもの自立のためにはとても大事ですね。

2008年3月5日水曜日

劇の練習

3月25日は、日本の小学校に進学する子どもたちの卒園式です。卒園式の前にお祝い会として、毎年劇の発表会をしています。各クラスの子どもたちは、2月の末頃から劇の練習をし始めます。

演目が決まったら、本を楽しむことから始まって、ごっこ遊び、配役とステップを踏んでいきます。ある程度劇遊びを楽しんだら、小道具や衣装作りに入ります。そして、それらを使っての練習を積んでいきます。今の段階では、子どもたちもそれぞれの段階をとても楽しんでいます。

いよいよ来週はリハーサル。その後は、本番に向けて、子どもたちも先生たちも練習に熱が入っていきます。

2008年2月27日水曜日

ひなまつり

3月3日のひなまつりを前に、各クラスではおひなさま作りを行っています。紙のプレートと折り紙で作るクラスや紙粘土で作るクラスと材料もいろいろです。

毎年子どもたちが作ったおひなさまを見るのが私の楽しみになっています。愛らしく、個性にあふれた55体のおひなさまは、どんな立派な既成のおひなさまにも見劣りをしません。KISでは、各クラスで作ろうとするおひなさまの見本を先生たちが作って見せるのですが、一体もそっくりにできあがったことはありません。それぞれの子どもたちが創造力を働かせて、思い思いに作り上げていきます。「人と同じである必要はないよ、違っていていいんだよ。」というメッセージを子どもたちは受け取ってくれている証拠だと、毎年そんな子どもたちを誇りに思える機会でもあります。

いろいろな笑顔でスクールに飾られているおひなさまたちも金曜日には、それぞれのおうちに連れて帰って、飾ってもらえることでしょう。

2008年2月13日水曜日

そり遠足

2月1日にバス2台で旭高原へそり遠足に出かけました。すばらしい天気に恵まれ、そりゲレンデからは山々がよく見渡せました。

バスでたっぷり1時間合唱大会を楽しんだ後、現地に到着。スキーウェアに着替え、軽いおやつを食べてから早速ゲレンデに出てそりすべりを始めました。当日までにそりを使って練習したり、注意事項を担任から聞いてきた子どもたちでしたが、いざすべり始めたらそんなことはどこふく風。スピード狂と化してしまった子どもたちもいて、ガードに立った先生たちは、「足をついて!」「ゆっくり!」と叫んでいました。ゲレンデの下では、自分たちの体を張って子どもたちのそりを先生たちが止める姿も見られました。冷たい氷で頬をすりむいた子はいましたが、他には怪我もなく、昼食になるまで十二分に子どもたちはそりを楽しみました。いえ、いえ、子どもたちだけではなく、保護者の方たちも先生たちも楽しんだそりすべりでした。みんなの笑顔は子どもたちと同じように輝いていましたよ。

2008年1月23日水曜日

6歳児の取り組み

6歳クラスの子どもたちは、あと2ヶ月で卒園を迎えます。キッザニアへの卒園遠足、その費用の一部を捻出する為のレストラン活動、園庭のプレイハウスのペインティング、卒園式に行う劇の練習など行事が見白押しです。

レストラン活動につながるように、1月からのテーマは「ショップ」になっています。教室の中には、お店やレジが設置され、ごっこ遊びが活発に行われています。月末に開かれるレストランでは、きっとみんな張り切ってコックさん、ウェイターやウェイトレス、レジ係などになりきることでしょう。今回の収益目標は2万円。遠足を実現させる為に子どもたちは一生懸命です。

昨日ふとした拍子にキーボードから「蛍の光」が流れてきて、先生たちはびっくり。外国人の先生も日本では閉店時に「蛍の光」が流れることを知っています。「あと5分でお店が閉まります」と先生たちに言われて、そんな習慣を知らない子どもたちは、不思議そうな顔をしていたそうです。閉店時間までショッピングをしている子はいないようで、安心しました。

来週は、スーパーマーケットに食べ物の価格調査にいくようです。これもレストランの大事な前学習になります。ひとつのテーマ学習を通じて、算数、社会、言語など様々なことを学んでいきます。

2008年1月16日水曜日

A Happy New Year!!

KISは、12月20日のホリデーコンサートを最後に冬休みに入りました。ホリデーコンサートでは、それぞれのクラスの子どもたちが、歌にダンスに楽器演奏にと全力を出してくれて、大変楽しく盛り上がりました。先生たちのウクレレ演奏やフラダンスも感動的でした。

新年が明け、2学期は1月8日に始まりました。それぞれのクラスが新しいテーマで飾り付けがされていて、子どもたちは朝から大喜びでした。お正月の雰囲気がいっぱいのホールから、一歩教室に入ると全く違った雰囲気になるんですから、大人でもワクワクしてしまいます。

それぞれのテーマ活動の他に、お正月遊びも子どもたちは楽しんでいます。今週の木曜日は、全クラス一緒に公園に出かけ、凧上げ大会をします。いい風が吹きますように!どの手作り凧が一番高くあがるでしょうか。